定性的な表現と定量的な表現の差
仕事では、よく使いますが、プライベートでは、
あまり聞くことははりませんが、
定性的、定量的について、紹介します。
定量的:数値を使った表現
定性的:数値を使わない表現
たとえば、このような違いがあります。
例)買い物
定性的:ビールたくさん買ってきて
定量的:ビールを6本買ってきて。
例)待ち合わせで
定性的:ちょっと遅れそうだから、ごめん。
定量的:10分ぐらい遅れそうだから、ごめん。
例)子供が夜いつも遅いとき
定性的:今日は、早く寝なさい。
定量的:今日は、10時までに寝なさい。
いつも、どのような話し方をしていますか?
定性的だと自分の意図が明確に相手に伝わりません。
その結果、認識の差異で、
口論やケンカ、言うことを聞かないなどの
問題に発展したことは、ありませんか?
仕事では、
「定量的」という言葉をよく耳にしますが、
プライベートでは、あまり聞きません。
プライベートでは、あまりにも定性的な表現が多く、
その曖昧さが気になることが多いです。
あいまいな表現でそのニュアンスを察しなければ、
ならない日本特有の文化からでしょうか?
その文化は美徳ともいわれますが、
意思疎通においては、誤解を生むという点で、
非効率と感じます。
少しでも具体的な数値を使うことで、
自分が考えている「程度」が伝わるのであれば、
「数字」は便利な道具と思います。
意図的に「数字」を使い、
「定量的」な表現をするようにしてみてはいかがでしょうか?