理系出身 技術系管理職のあれこれ

会社や私生活で感じたことを記録

ちょっと今から仕事やめてくる

これは、ご存知かもしれませんが、本のタイトルです。

 

  • 映画化もされ、映画のプロモーションが印象的でした。

しかし、いつか読もうと思いながら

忙しさで、この本の存在を忘れていました。

 

そして、たまたま出張用の本を探しに本屋に行ったところ、

この本を見つけ、迷いもなく買うことに決めました。

 

というのも、ブラック企業とまではいかないまでも、

悪い職場環境で、働いている人達のことが

妙に気になり、少しでも手助けできればと思う機会が重なったためです

 

この本は、小説であるため少し大げさに書いてあるような気もします。

 

しかし、電通の件や飲食店のブラックな話を見聞きすると、

実際は公になっていないだけで、小説以上に深刻かもわかりません。 

 

誰にも相談できずに、思い悩んでいるかもしれません。

そんな人がいれば、ぜひ、読んでみてください。

 

私は、

主人公が会社を辞めることをダメ上司に伝えた際の

主人公とダメ上司のやり取りが気に入りました。

 

ネタバレになりますが、印象に残ったセリフを少しだけ紹介します。

 

ダメ上司 「どうせお前みたいな奴は、一生負け犬で終わるだよ!」

主人公  「俺の人生をお前が語るんじゃねーよ!」

 

辞める決意するまでの主人公が

ダメ上司に怒られることに怯えていた日々を考えると、

このようなことを伝えることができるようになったのは、

大きな成長です。

 

仕事を辞める決心をした経緯を堪能してください。

 

一方で、現実はダメ上司のような露骨な悪人ではなく、

表向きはいい顔しているが本心は・・・

もしくは、

本心さえも気づいていない人達との

摩擦や関わりの問題ほうが難しいです。

 

そういう点では、現実はさらにタチが悪い!

 

まわりにそのような人に苦しんでいる人がいれば、

それとなく助けてあげてください。

 

しかし、

残念ながら言葉では伝わらないことがたくさんあります。

また、その本人も心を閉ざしていれば、何を言って伝わりません。

 

その場合は、この本をプレゼントしてみてはどうでしょうか?

 

その場合、タイトルがあまりにも直球すぎるので、

うまくフォローしてください。

 

ちなみに、この本を読んで、私は次のように思いました。

 

・こんなダメ上司にならない

・いい顔ぶった先輩・上司にならない

・私よりも若い人たちに、希望や勇気を与えられようになりたい!

 

 最後に、この本は映画化されているようですが見てません。

本で感動し、映画でガッカリしたことが多かったので

本をおすすめします。

 

映画のほうが良ければ、教えてくださいね。