他人の責任にする前に! 自分の責任にすると?
他人の責任にしてしまうクセのある人は、
そうする前に、考えてみてください。
” 第2章 怒れるヒーロー ” から感じたこと。
”怒るのは、自分のせい!”
なぜなら、相手に期待したからである。
期待したのは自分なのだから、
勝手に期待した自分の考えを見直せば
怒りは消える。”
といった内容でした。
私自身、気に入らないことがあると、
やはり、気分が滅入ったり、不機嫌になったりします。
たとえば、次のようなことです。
・あの人は、仕事をきっちりしない。
→あの人が仕事をきっちりすることに期待している。
・子供が、言うことをきかない。
→子供が言うことを聞いて実行することに期待している。
・仕事が、うまくいかない
→仕事が順調であることに期待している。
いずれも、なんらかの理想があって、
その理想と現実とのギャップによって、怒りや不満となっている。
その理想は、自分が勝手に描いたものだから、自分のせいである。
と考えると、原因を「コントロールできない他人や環境」から、
コントロールできる「自分」にかえると、できることが増えます。
まずは、「期待する考えを見直す」ことで
その感情は消える、もしくは、軽減します。
また、この考えは、不安、緊張、悲しみ、絶望など、マイナス感情に
応用できると思います。
他人の責任ばかりする人に対して、腹が立つこともあります。
そのとき、
長期的にみて損をするのは他人の責任にする人だと思うことで、
気分も和らぎます。
自分の責任にできる人は、改善しつづける人となり、
自分の感情ともうまく付き合いながら、
いろいろな問題を解決できる力を得ることができるのだと
思いました。
さらに、今まで、他人のせいにしてきたことについても
自分の責任だとすれば、見直すことはないかを考えていこうと思います。