理系出身 技術系管理職のあれこれ

会社や私生活で感じたことを記録

部下が会社をやめる

先月、次のような記事を書きました。

 

mogulin.hatenablog.com

 

入社2年目の部下の評価が思わしくないので、

彼の教育に時間を割いていた矢先のことでした。

 

別の部下である

入社10年目のベテランが辞めるということであり、

次の会社の内定も受けているとのことでした。

 

彼は3月に昇進し

これから、私と一緒にがんばってくれると

期待していただけに非常に残念でした。

 

理由はいろいろあるようでしたが、

まとめると次の3つのようです。

 

・クレーム対応の多さ

・他部署の仕事の雑さ

・閉塞感

 

私も会社を辞めようと思うことは、何度もあっただけに、

部下の辞めたい気持ちは痛いほど理解できます。

 

しかし、上司である私の責任はともかく、

原因もあったかもしれないと考えると

今までの努力がむなしく、

心が折れそうになります。

 

 

 自分では、

・今までの上司よりも面倒を見ている

・少しづつ、良くしようとしている

・部下との壁や障害を低くしている

・情報を共有につとめる

・相談されれば、真摯に対応する

 

など、今までの管理職よりも、「いい管理職のつもり」でした。

 

結局、「つもり」ということだったのでしょう。

 

・部下の不満を解決できなかったこと

・最近の部下の悩みの深刻さに気づかなかったこと、

・その相談を受けなかったこと

・部下に希望を持たせることができなかったこと

 など、防ぐ手立てがあっただろうか?と、

ふとしたときに思ってしまう。

 

自己嫌悪感は、消えませんが、

前に進んでいくしかないと思います。

 

原因が何であれ、

後悔しないように。