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大丈夫か? 大阪府富田林警察署 容疑者逃走について思うこと

8月12日の夜 大阪 富田林警察署の留置場に

勾留されていた男が弁護士と接見後に逃走した事件。

 

いまだに容疑者は捕まっていない。

 

富田林署までは車で15分もかからない距離である。

 一刻も早く、容疑者が見つかることを願いたい。

 

目次

逃走の経緯

8月12日

 19時半  弁護士と面接

 20時頃? 面接終了 

 21時43分 逃走が発覚

8月13日

 0時55分 府警が逃走を発表

 2時15分 顔写真を公表

 

弁護士と面接終了後、1時間半近く経って、

逃走が発覚したとのこと。

 

逃走者の容疑

容疑者は、窃盗容疑や強制性交容疑、強盗傷害容疑などで

4回逮捕されている。

被害者6人は10~20代の女性である。

 

そんな容疑者がうろついているかもしれないと思うと恐ろしい。

夏休み中じゃなかったら、学校休ませてたかもしれない。

 

逃走詳細や状況

・いつ、面接がおわったか不明。

・手錠はしていない。

・隣の部屋で署員が常駐しているが、当時はいない。 

・接見(面接)室のアクリル板をはずし、接見室から外へ出る。

 (内側からアクリル板を外せるような設計にはなっていない)

・弁護士側の扉には鍵はかかっておらず、

 開くとブザーが鳴る仕組みであるが、

 電池は抜いていたらしい。

 

いくら容疑者とはいえ、こんな簡単に逃げれるの?

誰か手引きしたの?と思えるぐらい

モヤモヤした点が多い。

 

規則

容疑者には接見交通権が保障され、警察官が立ち会うことは許されない。

時間制限も特にない。

面会が終了すれば、容疑者が内側からドアをたたき、

外で待つ留置担当者に伝えることになっている。

 

接見する人は最初に署の受付に立ち寄るが、退出は自由。

同署は声を掛けてほしいと伝えていたというが、

あくまで「お願い」にすぎず、規則で決めているわけではない。

 

事件を通じて思うこと

上記のような規則であれば、

今回の逃亡意思があれば、逃亡が起きても仕方がないのではないだろうか?

 

面接で立会いがなく、接見人の退出も自由、

報告義務も任意であれば、いつ、終わったかわからない。

 

「犯罪者」ではなく、「容疑者」の人権とはいえ

あまりにも、杜撰な規則ではないか?

 

民間企業であれば、信用を失い、

会社がつぶれてもおかしくないほどの

不祥事だと警察には認識してもらいたい。

 

今は、一刻も早く容疑者を見つけることが優先であるが、

その後は、逃亡の原因究明と説明と再発防止を望む。

 

幸いにも、容疑者逃亡による被害はない。

被害がでないことを祈る。

 

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