理系出身 技術系管理職のあれこれ

会社や私生活で感じたことを記録

自分の意見に反対する人に対して、できること。

 

反対意見を言う人に対して、

どのように対応したらいいか、

悩ましいことが、多々あります。

 

簡単な対応方法を紹介します。

 

目次

 

はじめの心構え

私は、管理職をしていますが、

年上の人と討議することがよくあります。

 

その際に、一番注意しているのは、

相手に敬意を払うことです。

 

敬意といっても、気持ちはつたわりません。

 

そこで、言葉使いを丁寧にすることで、

敬意を払うのです。

この点は、年下に対しても同じです。

相手の話を聞き、相手の勢いを失速させる

その次に、

まずは相手の話を聞く!

これに尽きます。

 

ただ、聞く(hear)のではなく、

相手は、何が言いたいのかを聴き(listen)、理解する。

聴く姿勢が大事です。

 

そして、相手の言いたいことを確認のため、復唱する。

 

相手の考えを受け入れるつもりはある意思表示を

言葉ではなく、態度で示すことができます。

 

そうすることで、相手の感情や勢いが失速します。

 

相手は、反論のためにいろいろな想定をしていることが多く、

こちらが反発してしまうと火に油を注ぎ

ややこしくなります。

関係のない問題に波及することさえあります。

 

だから、まず、火を消すのです。

 

相手の言いたいことを、言ってもらい

相手が気が済んだ時点で、コチラの考えや経緯を説明します。

反論時も相手の話を聴く

コチラが話し出すと、また、話し出す相手の場合が多々あります。

その場合も、相手の話をしっかり聴いてください。

 

それを繰り返すうちに、

自分の言いたいことをわかってくれるという認識が

相手に芽生え、態度が軟化します。

 

ここからが、

本当の話合いがスタートと考えたほうがいいです。

この地点に立つことによって、

お互いに納得行く結論が導けることが多くなります。

 

場合によっては、

このスタート地点で反論を取り下げることもよくあります。

 

反面、この地点に立たないまま、議論しても

どちらかの感情にしこりが残ります。

話し合いが無意味な関係

このスタートに立てない場合、

次のようなことを疑ってください。

・大きな利害関係がある。(特に、金銭)

・背後に誰かの指示や考えがある。(上司、家族、親族)

・交渉する気がない

・悪意を持っている(いじめたい、嫌い)

・力を行使したい

 

当てはまる場合は、話をするだけ無駄と割り切ったうえで

合意しないようにしましょう。

 

合意を迫られても、今、合意しなければならない理由を

明確にし、その理由を否定するほうが簡単です。

その理由はおそらくたいした理由ではないので。

 

決して、相手の勢いに負けないように!

最後に

昨日、仕事でいきなり

「なにを考えてるんや~!」という

恫喝に近い会話から始まりましたが、

今回記事にしたアプローチで話を進めたことにより、

こちらの要求を通すことができました。

 

反論された場合、相手の話を相手が納得するまで聞くことによって、

相手との信頼関係を築き、

そこから本当にいい考えを導きだすというスタイルを

とってみては、いかがでしょうか?

 

mogulin.hatenablog.com