理系出身 技術系管理職のあれこれ

会社や私生活で感じたことを記録

人を育てるのは難しいが、つぶすのは簡単

 

部下や後輩を育てることは、

難しいと思ったことはありませんか?

 

相手によって、教え方や伝え方を変えないと、

誤解やネガティブな感情を生み出してしまいます。

 

そして、人を育てるのは難しいと痛感します。

 

でも、反対に人をつぶそうとする方法は、

たくさん思いつきませんか?

 

今まで、上司や先輩にされて、

仕事がイヤになったり、

会社を辞めたくなったりしたことです。

 

例えば、次のようなこと!

 

・ミスしたら、長い時間説教し、何度も責め立てる。

・基礎から教えず、場当たり的に教える。

・都合が悪くなると、ケースバイケースといって、

 詳しく教えない。

・キャパシティを超える多量の仕事をさせ、疲弊させる。

・力量をはるかに超える仕事を与える。

 

また、毎日のように

次のようなことを言われたら、どうでしょうか?

 

・要領悪い!

・何年働いてるの?

・なんで、こんなこともできないの?

・丁寧に仕事をしすぎ、もっと早くしろ!

 後日、

 雑すぎる!なんで、こんなに、完成度が低いの?

・なにやっても、ダメやな!

・品質も納期もコストも全部重要。

 だから、優先順位なんかない!

・次は絶対にミスしないように!「絶対に!」

 

一時的には、反骨精神でしのげても、

いずれ、プレッシャーやストレスが高まり、

やる気と学ぶ意思はなくなってしまうことでしょう。

 

でも、意外とやっている姿を目撃します。

社内でも社外でも。

 

そして、人を育てているつもりで、つぶしているのかもしれません。

「できない人」とレッテルを貼って

「できない人」を作っているのかもしれません。

 

だから、つぶさないようにするだけでも

十分に効果があると考えています。

 

やる気のある人には

邪魔しないようにし、

うまく、サポートする!

 

うまくサポートというのは、次のようなことです。

 

・与える仕事の難易度を少しずつ上げる

・本人がやりたいことを否定せず、手助けする。

・問題が発生したら、軌道にのるまでサポートする。

・時間が許す限り、一人でさせる。

・長所や得意分野を認め、自信をつけさせる。

 

現時点での、私の部下への教育指針でした。

 

数年後、これを見ると苦笑いするかもしれません。

 

その場合は、私が成長したということで、良しとします!

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。