理系出身 技術系管理職のあれこれ

会社や私生活で感じたことを記録

部下が抱く不満を放置せずに、まず、対話してみる

 部下が抱く不満に向き合わなければならない状況になった。

 

まずは、対話することで部下の考えを確認し、

こちらの考えを伝えなければならない。

 

 【対話とは】

相互理解を優先し、結論は出すことにこだわらず、 

テーマについて話をすること。

・目次

全員が協力的とは限らない

会社で改善提案を募集した。

その結果、

ほとんどの人が前向きな提案をしてくれたので

喜んでいた。

 

しかし、最後に爆弾が投下された。

 

1名が不満の多い内容を提出。

 

その内容は、先ほどの喜びをかき消すほどであった。

 

私に対して、部内に対して、会社に対しての

不満が露骨に表現されてあり、

読むだけで気が滅入る。

 

・定例会議がムダなのでやめる

・朝礼がムダなのでやめる

・技術資料のレベルが低い

その他、もろもろ・・・。 

  

 ミーティングや会議など

 コミニュケーションを取ることによって、

その後の取組みがスムーズに進捗することだって多々ある。

 

当事者意識がないと、その場の会話や発言が意味のないものに

聞こえるのかも知れない。

 

そのほかには、部下の判断でできる内容もあり、

新入社員ではないのだから、自分で自主的にしたらどうか?

と言いたくなるものもある。

 

しかし、部下の負の感情を解消しなければ、

周囲に悪影響をおよぼす可能性だってある。

・部下が抱く不満を放置すると・・・

部下の不満に関することを、放置すべきではないだろう。

もし放置すれば、いずれ大きな問題となるだろう。

・指示を無視する

・仕事の質の低下

・他の部下への影響

・退職

部下の不満を知ることができただけでも良かったと

前向きに考え、処置しなければならない。

・今後の取組み

下記のステップをふんでみようと思う。

 

1)面談による対話

・部下の不満や考えを聞く

・部下の真意を探る

・こちらの考えを述べる

感情的にはならないように、冷静な対話を心がける。

まずは、部下の意見や考えを聴き、理解する。

部下の不満が軽減したと感じられたら、こちらの考えを伝える。

結論を出さずに、双方の意見を出し合うことで

お互いの理解を深める。

 

2)改善案の仕分け

簡単に解決できないため放置された問題や、

問題視をあきらめたものもある。

私が若いときは感じていたこともある点では

無視してはいけない内容とも感じる。

まずは簡単なところから手をつけたい。

・私の裁量でできること

・簡単にできること

・すぐに効果にありそうなこと

トレードオフ(コチラを立てればアチラが立たず)の内容は、

効果を評価し、関係者と協議していかなければならない。

 

3)中長期的に

この数年間、クレームや受注量の増加で極度に忙しく

改善活動は二の次になっていた。

忙しさにともなう受注業務最優先の方針は、

中長期の視点では改めなければならない。

・心の整理

・部下が抱く不満については、こちらから歩み寄らなければならない。

 

・すべて受け入れるつもりはないが

 他の部下も同じような思いであれば、私の考えを改める。

 

・部下全員に気に入られることを理想として目指していた。

 この理想は幻想であったと自覚しなければならない。

・最後に

このブログでは、書き手である私が優位になってしまう。

だから、そうならないように表現したつもりである。

 

そうすることによって、

対話の際に少しでも冷静にいられるような気がする。

 

立場的には、強者である私と弱者である部下。

このような問題は、性善説にたち、

強者側が歩み寄ることで

解決する問題が多いと考えている。

 

しっかりと相手の話を聴き、理解し

感情的な問題を少しでも解消されば、

解決に向かうだろうと期待している。

 

今、私にできる準備は、もうないのだろうか?

 

 ピンチをチャンスに変えるきっかけにしたい!