理系出身 技術系管理職のあれこれ

会社や私生活で感じたことを記録

部下が抱く不満について、部下と対話した結果。

 

職場内で改善提案の募集した結果、

不満を抱えていると見受けられる内容が

部下の一人から提出され、 

今後、どのように向き合っていくかについて

先日、記事にしました。

 

その解決にあたる一歩めであった

面談による対話を無事終えることができました。

 

その過程で学んだことは、次のようなことでした。

 

・言葉は、使った人と受取った人とで解釈が異なることがある。

 そのため、

 言葉だけのコミュニケーションに限界があること認識し、

 相手の考えは、表情や話し方、身振り、口調から、

 総合的に判断する必要がある。

 

 ・相手の感情を勝手に推察したことによって、

  生じた自分の感情に振り回されてはならない。

  また、その推察を過信してはならない。

 

・相互理解を深めることが、信頼につながる。

 信頼し合えないのは、誤解から生まれているのかもしれない。

  

目次

対話で心がけたこと

・感情的にならないように、冷静さをたもつ

・相手の言うことをしっかり聴き、相手の考えを理解する。

・議論はしない。

・相手の状況に応じて、こちらの考えを述べる

・こちらの考えを強要しない 

対話の結果

まずは、事前に聞いていた部下の言い分について、

私が非を認めるべきところを認めて謝り、

改善する意思を伝えた。

 

その後、部下が抱く不満を確認したところ、

「特に大きな不満があるわけではない」との回答であり、

拍子抜けした。

 

部下の考えは、次のようであった。

「少し不満に思っているところもある。

しかし、改善提案をする以上、問題提起する必要があり、

その問題を記載しただけである。」と。

誤解

部下の問題提起の内容が、

特に、私を感情的にさせ、困惑させ、悩ませたのであった。

 

もう少し、表現を工夫してくれたら・・・。

誤解を生むように意図的に書いたのか・・・と勘ぐってしまう。

 

しかし、私が文面を読み、

冷静に処置できなかったことが、そもそもの問題なのである。

一番初めの内容が露骨であったので、

その感覚で最後まで読んでしまった。 

 

その点で、私がある事象に対して

相手の考えを再確認することなく、解釈し感情的になった結果だ。

 

多いに反省すべきである。  

相互理解の深まり

その後、対話はスムーズに進み、

部下なりにいろいろと考えた結果であったことが

理解できた。

悪い状況ではなかったので、

私の考えも少なからず伝えておいた。

 

そして、最後に、

「一見、ムダに思えることもあるだろう。

 コミュニケーションやミーティングをすることで、

 その成果がより良くなることもある。

 こういう間接的なフォローの仕方もあることを

 認識しておいてほしい」と。

 

面談のあと、業務の不明点について、

いつになく部下が私に話しかけてくれた。

 

若干、部下が明るくなったような気がした。

 

1時間かけた対話は、

1時間のコストを上回る成果を

今後、出し続けてくれるのかもしれない。

最後に

部署内がうまくいっていると慢心していた結果、

ある問題提起が、

自分の感情をかき乱すことにおちいりました。

 

人一倍、冷静さに自信があっただけに、

その対処に不慣れだった

今週のお題「最近おいしかったもの」

のかもしれません。

 

ただ、この問題や対話を通じて、

得たものは大きいと感じています。

 

問題を放置せずに正面から向き合うことの大切さや

プライドを捨てて、話し合うことの大切さを学ぶことができました。

 

その点で、下記の記事はなんだったのか?と

恥ずかしくなります。

そういう失敗を重ねていくことで、成長していくのでしょうか?

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

mogulin.hatenablog.com